豆知識

初心者向けガイド:ラブドールの基本オプション解説

Basic options explanation
いつも当社のブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。

はじめてラブドールを購入される方にとって、「オプションが多くて、どれを選べばいいのかわからない…」と感じる方はとても多いと思います。

そこで今回は、初心者の方が特に迷いやすい基本オプションについて、できるだけ分かりやすく解説していきます。

ドールの素材について

今、素材には主にTPE素材シリコン素材の2種類があります。
TPE素材は全体的に柔らかく、価格も比較的手頃なのが特徴です。

一方、シリコン素材は耐久性が高く、メイクの持ちも良いため、長期間美しい状態を保ちやすいというメリットがあります。
また近年では、触感のリアルさも大きく向上しており、人間により近い質感を実現しつつあります。
さらに、軽量化の面でも今後さらなる発展が期待されている素材です。
それぞれの違いについては、以下のブログで詳しく解説していますので、ぜひこちらをご参考ください。
👉 https://yourdoll.jp/lovedoll-material/

胸の種類について

胸のタイプには、普通胸(別称:固体胸/ソリッド胸)・中空胸(別称:ホロー胸)・ゼリー胸(別称:ゲル胸/ジェル胸)の3種類があります。
見た目で一番分かりやすい違いは、柔らかさです。

この3種類の中では、「普通胸」が最も硬く、空気が入った「中空胸」が最も柔らかいタイプとなります。「ゼリー胸」は、その中間にあたる柔らかさです。

普通胸の特徴

普通胸は、一般的なラブドールと同じ素材で作られた胸部です。
TPE・シリコンのどちらの場合も、内部に特別な構造はありません。
そのため、本物の女性の胸と比べると、触り心地はかなり硬めになります。

中空胸の特徴

中空胸は、その名の通り、内部が空洞で、中には空気だけが入っている構造です。
他の2種類と比べて、最も柔らかく、適度な弾力があります。
ただし、中空胸の触感はメーカーによって差があります。
これは、製造基準の違いにより、胸部の皮膚の厚さが異なるためです。
また、中空胸はCカップ以上から選択可能な場合がほとんどで、A~Bカップは普通胸のみ対応となることが多いです。

ゼリー胸の特徴

ゼリー胸は、中空胸をベースに、内部の空間へジェル状の素材を注入した構造です。
そのため、普通胸より柔らかく、中空胸より弾力があるという、両方の長所を併せ持っています。
3種類の中でも、最も技術的に進んだ胸タイプと言えるでしょう。
「柔らかさも、リアルな触感も両方ほしい」という声が増えたことで、現在もっとも理想に近い形としてゼリー胸が開発されました。
ただし、ゼリー胸も中空胸と同様に、カップサイズには制限があります。
一般的には、C~Fカップまでが選択範囲となります。
サイズが大きすぎる場合、重さによって皮膚に負担がかかり、亀裂などのリスクが高くなる可能性がありますので注意が必要です。

骨格の種類と優劣の違い

ラブドールの骨格には、ほとんどのブランドでは主に普通骨格EVO骨格の2種類に分けられています。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

普通骨格

一般的なラブドールの骨格は、以下の特徴を持っています。
・骨格素材:一般的に軽合金が使用されており、軽量で耐久性が高く、壊れにくい設計です。
・可動範囲:人間の関節の動作範囲の85%~90%程度の可動性を持っており、基本的な性交体位やポージングが可能です。
・関節の耐久性:新しいボールジョイント構造により、柔軟なポーズが取れますが、繰り返し使用することで締めが徐々に緩くなります。
・肩の可動性:肩をすくめる動作はできません。
・肘と膝の可動範囲:肘や膝の曲げ幅は限られており、膝は約90度までしか曲がりません。

EVO骨格

より高度な可動性を提供するEVO骨格は、普通骨格と比べて多くの利点があります。(注意:同じくEVOでも、ブランドによって、各骨格の可動範囲が異なるかもしれません。)

・可動範囲:肩のすくめ動作や、肘をより深く曲げることができ、M字開脚やスクワットの姿勢など、よりリアルなポージングが可能です。
・造型力:EVO骨格は長期間使用しても造型力を維持でき、繰り返しの動作でも関節が緩みにくく設計されています。
・肘や膝の柔軟性:肘は首や頬に触れるほど曲げることができ、膝も深く曲げられ、より自然なポーズが可能です。
・その他の特徴:頭部の取り付けが簡単で、滑らかな操作性を持つため、ドールの扱いがより便利でスムーズです。

これら2種類の骨格以外に、メーカーによっては「フリー骨格」というオプションを提供している場合もあります。

フリー骨格とは、全身の関節があらかじめ緩めに設計された骨格です。そのため、通常のドールよりも可動域が広く、より自由な動きが可能になります。
一方で、関節が緩い分、支えが弱く、自立やポーズの保持はできません。基本的には常に横に寝かせた状態での使用となります。
フリー骨格は、添い寝用途や実用性を重視される方、固定されたポーズに物足りなさを感じていた方に向いています。
ただし、取り扱いや移動、保管の難易度が高いため、初心者の方にはあまりおすすめできませんのでご注意ください。

もちろん、工場ごとに基準は異なり、全身の関節を緩めた骨格に対応できる工場もあれば、一部の関節のみを緩める骨格に対応できる工場もあります。
また、「少し関節を緩めてほしい」といったご要望をいただくこともございますが、関節の「緩さ」は感じ方に個人差があるため、当店では基本的に各工場の標準仕様に基づいて対応させていただく形となります。
実際のところ、フリー骨格は多くの工場で製作可能です。
しかし、耐久性の面ではどうしても影響が出やすくなるため、当店では一部のブランドに限ってオプションとしてご案内しております。
ご検討中のお客様は、必ず事前に注意事項をご確認いただいたうえで、ご判断ください。

なお、ご注文確定後の仕様変更・交換はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。

指の関節について

ラブドールの指関節には、主に針金の指骨格指骨関節があります。

針金の指骨格について
指の中には、それぞれワイヤーの骨格が入っています。(ワイヤーは、通常数本のステンレス線を撚り合わせ、外側を布で覆った構造です)
人間の指のような関節はないため、指は自然に丸く弧を描くように曲がります。
頻繁に動かすと、内部のワイヤーが折れたり曲げ跡が残ったりして、指のポーズを取りづらくなることがあります。
TPE素材のボディでは、多くのメーカーで針金入り指骨格が標準仕様です。
低価格で購入したい方や、指のリアルさにあまりこだわらない方にはおすすめの選択です。

指骨関節について
指骨関節は、人間の指と同じような骨格構造が内蔵されています。
指を曲げると、まるで本物の手のように自然に動かすことができ、よりリアルな手の表現が可能です。
写真撮影を中心に使う方、指の操作を軽くしたい方、手のリアルさを重視する方には、この指骨関節がおすすめです。

また、一部のブランドでは指骨関節を改良したアップグレード版の指骨関節も用意されています。
例えば、XTDOLLの「2.0指骨関節」、Funwestの「蘭花指」やIrontech Doll「耐パンク球体関節」のなどです。
これらのアップグレード版の指骨関節にご興味がある方は、ぜひ各紹介ブログをご覧ください。

XTDOLLの「2.0指骨関節」:https://yourdoll.jp/new-finger-joints-blog/
F
unwestの「蘭花指」:https://yourdoll.jp/funwestdoll-ultra-flex-fingers/
Irontech Doll「耐パンク球体関節」:https://yourdoll.jp/new-finger-joints-blog/

直立機能について

ラブドールの「直立」とは、支えなしで勝手に立つ機能ではありません。
あくまで、壁や柱、ドールスタンドなどで支えることで安定して立たせられるオプションのことを指します。

直立機能には、主に2種類があります。
シリコンドール専用「Hardfeet(ハードフィート)」
シリコンドール・TPE両対応「ボルト露出」

Hardfeet(ハードフィート)
足首から足裏まで、硬めのシリコン素材を使用して直立を可能にするオプションです。
足の裏まで美しく造形されており、自然でリアルな見た目が特徴です。
注意点として、足首と脚の接続部分にやや目立つラインが出る場合があります。
また、長時間かかとなど一カ所に体重をかけると、変形する可能性があるので注意が必要です。

ボルト露出
足の骨格から足裏まで、ボルトで支えることで自立するオプションです。
外からボルトが見えるため、見た目の美しさには少し影響しますが、長時間立たせても足に負担がかかりにくいのがメリットです。

どちらか一方の直立機能を選択すれば、日常的な使用には十分対応可能です。
ただし、中には「Hardfeet」に加えて「ボルト露出」の直立機能を併用したいと希望されるお客様もいらっしゃいます。
しかし、この場合、足部への負担が大きくなり、耐久性や寿命に影響を与える可能性があります。また、ボルトによって床を傷つけてしまう恐れもあります。
さらに、工場によっては、2種類の直立機能を同時に備えた足部の製作ができないケースもあります。
以上の理由から、当店では2種類の直立機能を同時に搭載するオプションはご用意しておりません。

足指関節のオプションについて

手の指と同じように、足指関節があると、全体の姿勢がより自然になります。
特に、写真撮影や靴下・ストッキングを履かせたときに、その効果がはっきりとわかります。
機能面では必須ではありませんが、見た目やリアルさの向上にはとても重要なポイントです。
現在、多くのブランドではシリコンドール用の足指関節オプションが用意されています。
さらに、通常の足指関節を改良したアップグレード版の足指関節もあり、例えばXTDOLLの「球体足指関節」などがあります。(XTDOLLの「球体足指関節」の紹介ブログ:https://yourdoll.jp/mechanical-joint-toes-blog/

TPEボディに足指関節を採用しているブランドはほとんどありませんが、ShedollではTPEボディ(145cm・148cm限定)に限り、針金内蔵型の足指関節オプションを選択することが可能です。

以上で、ラブドール購入時に知っておきたい基本オプションの解説は終了となります。
ラブドールは、日々アップデートや改良が重ねられており、この業界に長く携わっている私たちでも、毎日のように新しい製品知識を学び続ける必要があります。

そのため、これからラブドールに触れる方にとって、最初の一歩がどれほど難しいものか、私たちはよく理解しています。
さらに、この業界には情報が多く、内容も複雑なため、「どこから調べればいいのかわからない」と感じる方も少なくありません。
そこで今回、少しでも皆さまのお役に立てればと思い、初心者の方向けに、基本オプションの解説記事を作成しました。
今後は、ラブドールの高級オプションについても、まとめて分かりやすく解説する記事を公開予定です。
新しい一年も、Yourdollは皆さまにこれまでとは少し違った「驚き」と「温かさ」をお届けできるよう、努めてまいります。

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